Greeting創立20周年の
ご挨拶

「皆さんにエール 
昨日・今日・明日へ」

理事長 岩間 一東

 社会福祉法人シルバニアが、開設20年を迎えることができました。初代理事長の田辺和彦氏をはじめ、たくさんの関係者の皆様に支えられ、ご尽力をいただいたことに深く感謝する次第です。
 法人の運営途上では様々な難局もありましたが、利用者、ご家族をはじめ地域住民、行政機関の皆様からのお力添えと役職員の奮闘で、この難局をも何とか乗り越えることもできました。これはひとえに、これからのシルバニアに寄せられた愛情とたくさんの期待感だったと思います。
 そして今、コロナ禍ではありますが、事業基盤の安定化と顧客創造をテーマに新規事業に取り組むことにしました。
 一つは特別養護老人ホームの増床による待機者の解消とICT化による介護労働環境の改善を図り、利用者の生活がより豊かになることや、そこで働く人々のゆとりある気持ちへの変化を期待しながら、共に幸せであり続けることを目指します。
 もう一つは、障がい者の就労支援を目的としたA型事業所の開設にあります。私たちには未経験の取り組みですが、異なる力を結集しながら「札幌車椅子修理センター」を運営します。
 ここで働く人々が「新しい福祉のカタチ」「結果としての福祉」に繋がるチャレンジャーとして、地域社会の道具になってほしい願望があります。「とにかく踏み出せを合言葉に」…

最後になりますが、当法人ホームページをご覧の皆様からのエールもいただければ最高の幸せに存じます。そして、松山千春さんの「大空と大地の中で」の歌詞の一節をご紹介し、ご挨拶に代えさせていただきます。

・・・こごえた両手に 息を吹きかけて
 しばれた体を あたためて
 果てしない大空と広い大地のその中で
 いつの日か 幸せを
 自分の腕で つかむよう
 自分の腕で つかむよう
「大空と大地の中で」 作詞・作曲 松山千春

「20周年に寄せて」

専務理事 村松 正海

 平成12年東苗穂におきまして、特別養護老人ホーム「ウイズ東苗穂」・障がい者支援施設「ウイズ東苗穂」をスタートし平成13年ホームヘルパーステーション、平成18年札幌市東区介護予防センター・ケアハウスポプラ、平成30年老人ディサービス事業共生型サービス開始等思い起こせば様々なことがありました。

そして本年創立20周年の記念すべき年を迎えることができました。
これもひとえに、関係各位、地域の皆様方のご支援、ご尽力の賜物と厚く御礼申し上げます。
 振り返りますと、その過程は常に利用者の皆様・ご家族・職員の協力をしてきた 道のりであったのではないかと感じます。
 これからの少子高齢化、核家族化、一人暮らし高齢者の増加など、高齢者や障がい者を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。
 このような状況下で高齢者や障がい者が安心して暮らすことのできる地域社会づくりをすることがますます重要になっていくと考えます。
 超高齢社会が一段と進み、介護保険制度・医療保険制度が年々変わっていく中で、今後も明るく活力に満ちた社会福祉施設として、なお一層の研鑽に努め益々絆を深め、愛され、信頼される施設として勤めて参りたいと思います。
 今後とも更なるご支援、ご指導を法人に賜りますようよろしくお願い申し上げます。

「20周年に想う」

監事 田中 誠美

 平成12年2月の開設から満20年を迎えることとなり、心よりお喜びとお祝いを申し上げます。
 顧みますと、この20年はシルバニアにとって山あり谷ありの年月だったと思います。私が理事に就任しましたのは、平成21年5月であり、開設から10年が経過しているところでありました。介護報酬のマイナス改定など財政的にも厳しい時がありましたが、職員が一丸となっていくつもの困難を乗り越えてきました。
 現、岩間理事長が就任してからは、業務改善、機能的組織改革、老人デイサービスと障がいデイサービスを併合し共生型デイサービスの展開、職員の意識改革、労働環境の整備等、経営改善に取り組んできております。
 また、平成30年12月に特別養護老人ホームが20床の増床計画が許可され、令和2年12月1日より80床での運営となります。
 高齢化社会が深刻化する中で、福祉施設には大きな期待が寄せられております。その声に応えるために、これからも進化していかなければなりません。
 20周年という節目を迎えることができましたのもひとえに、施設を利用して頂いたご利用者、ご家族、地域の皆様方のご協力、温かいご指導、ご支援と職員のおかげです。心より感謝申し上げます。また、職員の益々のご活躍を祈念します。